こんにちは。突然ですが、モバイル担当のアントニオが異動になりました!(泣)。従いまして、今回からは私、ジェームズ(仮名)が後任としてMaaS360の情報を中心にお伝えしていきます。よろしくお願いします。

あと、本題に入る前に1つお知らせがあります。
今までこのブログでは、IBM MobileFirst Protect(MaaS360)という名称でお伝えしてきましたが、名称が変更され(元に戻っただけ。。。)MaaS360となりましたので、今回からはMaaS360と表記します。

では本題に入ります。今回は「MaaS360のこんな使い方もありますよ!」というお話しです。


MaaS360の利用時にMDMは必須ではありません!

モバイル・デバイスを社員に配布する場合、携帯電話キャリアから法人契約でモバイル・デバイスを購入し、その際にMDMも併せて契約しているという企業も多いのではないでしょうか。携帯電話キャリアのMDMは、デバイス紛失時のデータ消去などの操作を24時間365日代行してくれるサービスもあり大変便利ですね。

一方で、EMMの導入を検討しているものの、「EMMを新たに導入するためには現在利用しているMDMは削除するしかないの?」とか、「携帯電話キャリアの24時間365日サービスは便利だから使い続けたいのだけど。。。」というお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
あるいは、「BYODを検討しているのでMDMは導入したくない。」という方もいるかもしれません。

安心してください。「MaaS360の利用時にMDMは必須ではありません!」

MaaS360では、MDMを導入することなく利用できる「SPS(Secure Productivity Suite)アカウント」という利用形態があるのです。

何を隠そう当社もこの「SPSアカウント」を利用しております!


SPSアカウントとは?

MaaS360は基本的な利用形態として、MDMアカウント、またはSPSアカウントから選択が可能です。「既に他のMDMを利用している」とか「BYODのためMDMは導入したくない」といった事情がありつつも、モバイル・デバイスを業務でセキュアに利用したいという企業には、SPSアカウントをおススメします。
SPSアカウントでは、主に以下の機能を提供します。

  • コンテナ機能:モバイル・デバイス上にセキュアな業務利用環境を提供する機能
  • Secure Mail:コンテナ内で動作するメール・アプリ
  • Secure Browser:コンテナ内で動作するウェブ・ブラウザ
  • Secure Document Sharing:コンテナ内で動作するドキュメント閲覧アプリ
  • Mobile Application Security:自社開発したモバイル・アプリのセュリティを強化する機能

では、各々の機能について簡単に説明します。

1.コンテナ機能

モバイル・デバイス上にセキュアな業務利用環境(コンテナ)を提供します。MaaS360のセキュリティ機能の中核となる機能です。詳細は以前の記事で取り上げていますのでご参照ください。

2.Secure Mail

コンテナ内で自社のEメール、カレンダー、連絡先を利用するためのアプリです。現在モバイル・デバイスのデフォルトメーラーを利用している場合は、直ぐにSecure Mailへ移行可能です。SPSライセンスのみでご利用頂けます。

3.Secure Browser

コンテナ内で動作するウェブ・ブラウザです。他のライセンスと組み合せることで、自社のイントラネットへのセキュアなアクセスが可能になります。イントラネットへのアクセスについての詳細は以前の記事で取り上げていますのでご参照ください。

4.Secure Document Sharing

MaaS360のコンテンツ・ライブラリにアップロードしたコンテンツをコンテナ内でセキュアに閲覧するアプリです。他のライセンスと組み合せることで、自社内のファイル・サーバやクラウド・ストレージ上のコンテンツへのセキュアなアクセスが可能になります。

5.Mobile Application Security

自社で作成したモバイル・アプリケーションのセキュリティを強化するための機能です。アプリケーションラッピング機能によりアプリケーションをコンテナに対応させることが可能です。SPSライセンスのみでご利用頂けます。

まとめ

  • MaaS360を導入する際にMDMは必須ではありません。
  • MDMを利用したくない場合はSPSアカウントを選択し、メールや企業内システム連携機能のみを利用することが可能です。
  • お客様の要件を実現するために、他のライセンスが追加で必要になるケースがあります。MaaS360のライセンスについては今後の記事で詳しくご説明する予定です。お楽しみに!