こんにちは。モバイル担当のジェームズです。

これまで本ブログでは、MaaS360の主な機能やその仕組みについてお伝えしてきました。

今回はMaaS360のライセンスについてお話したいと思います。

でも、ライセンスの話をする前に、MaaS360の機能分類について簡単にご説明します。

ライセンス体系は機能分類に紐付いているので、機能分類を把握しておく必要があります。


MaaS360 5つの機能分類

MaaS360の機能は、大きく5つに分類する事ができます。5つの機能分類と、そこに含まれる主な機能を簡単にご説明します。

1.データ保護モバイル・コンテナ

コンテナ機能によりモバイル上のセキュリティを確保し、メール、ブラウザ閲覧、企業アプリをセキュアに利用する。

  • Secure Mail:コンテナ内で動作するメール・アプリ
  • Secure Browser:コンテナ内で動作するウェブ・ブラウザ
  • Mobile Application Security:自社開発したモバイル・アプリのセュリティを強化する機能

2.VPN不要なイントラネット・アクセス

モバイルからVPNを利用することなく、企業内にあるWebサイト、データ、アプリケーションへセキュアにアクセスする。

  • Mobile Enterprise Gateway for Browser:社内Webサイトへセキュアにアクセスする機能
  • Mobile Enterprise Gateway for Docs:社内のファイルサーバへセキュアにアクセスする機能
  • Mobile Enterprise Gateway for Apps:社内のアプリケーションへセキュアにアクセスする機能

3.コンテンツ・ドキュメント共有

モバイルから企業内のファイル・サーバやクラウド・ストレージ(SharepointやBox等)上のデータをセキュアに閲覧、共有、保存する。

  • Mobile Content Management:コンテンツをセキュアに利用するための機能やポリシー設定を提供
  • Secure Editor:コンテナ内でのドキュメントの作成、編集、保存を行う機能
  • Secure Document Sync:管理デバイス間でのドキュメント同期を行う機能

4.モバイル端末管理

モバイル・デバイス、アプリケーションおよびセキュリティの状況を一元管理する。

  • Mobile Device Management:モバイル・デバイスを管理する機能
  • Mobile Application Management:モバイル・アプリケーションを管理する機能
  • Mobile Expense Management:モバイル・デバイスの通信使用量を管理する機能

5.モバイル端末セキュリティ

モバイル・デバイスのマルウェア検知、Jail break/root化を検知する。

  • Threat Management:マルウェア検知、Jail break/root化を検知する機能

MaaS360のライセンス

では、ここからライセンスのお話です。と言っても、機能分類を理解していればとても簡単です。

1.ライセンスの種類

MaaS360では2種類のライセンスを提供しています。もちろん、2種類のライセンスを組み合せて選択することもできます。

  • スイートライセンス
    機能分類を単位としたライセンス。複数の機能をひとまとめにして扱います(モバイル端末セキュリティを除く)。 機能毎のライセンスを契約するよりお得になる場合があります。
  • 機能毎のライセンス
    個々の機能を1つのライセンスとして扱います。スイートライセンスには含まれず、機能毎のライセンスでのみ提供されるものもあります。

下の表は、主要な機能毎のライセンスとスイートライセンスの対応をまとめたものです。(表をクリックすると拡大します)

MaaS-license2

 

2.課金の仕組み

MaaS360では、課金対象として「ユーザ数」または「デバイス数」を選択できます。

  • ユーザ数
    MaaS360に登録したユーザ数を課金対象としてカウントします。1ユーザに登録可能なデバイス数には制限があります。
  • デバイス数
    MaaS360に登録したデバイス数を課金対象としてカウントします。

同じ機能を使う場合でもライセンス利用料が異なるのでしかっり検討しましょう。

また、契約期間は最低1年間です。年間の利用料金は「契約数(ユーザ数 or デバイス数)× ライセンス利用料金の月額(円)× 12(ヶ月)」となります。

契約数より実際に利用した数が少ない場合でも、利用料金としては当初の契約数となります。利用実績による課金ではありませんので、契約数についてもしっかり検討しましょう。

逆に、契約数を超過して利用した場合は、超過分が加算されます。このケースでは月次の利用実績での課金となります。(MaaS360は契約数を超過してもユーザやデバイスを登録することができます。)

 

まとめ

  • ライセンスの種類は、「スイートライセンス」と「機能毎のライセンス」の2種類があります。
  • 課金対象は、「ユーザ数」と「デバイス数」の2種類があります。
  • モバイル・デバイスの利用目的や管理方針などをしっかり検討して適切なライセンスの選択を行うことが重要です。